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平成17年度人権問題都民講座 児童虐待予防・発見から自立支援まで
虐待は、子どもの健全な発達を阻害するばかりか、時にはその生命をも奪う犯罪であり、重大な人権問題です。そして同時に、育児に悩む親への支援が必要な社会問題でもあります。平成12年に定められた児童虐待防止法は、虐待の発見・保護のシステムを整備しましたが、予防・早期発見・虐待を受けた子どもや親などへのケア・その後の支援など、多くの課題を抱えていました。同法の改正法が平成16年10月(一部は17年4月)から施行されています。
改正前の防止法はどこに問題があったか。虐待行為はなぜ起こり、どのような傷跡を残すのか。私たちにできることは何か。ジャーナリストとしてこの問題を社会に警告し、法改正にも深く関わった椎名篤子さんに、お話を伺います。
予防・早期発見への役割を担う、福祉・教育関係者必見の講座。
日時
平成18年1月23日(月曜日)
午後2時30分〜4時30分(開場は午後2時)
会場
東京芸術劇場 大会議室
豊島区西池袋1-8-1 (池袋駅西口)
講師
椎名篤子さん(ノンフィクションライター)
申込方法
電話、ファックス、eメールでお申し込みください。
(注)ファックスまたはeメールでお申し込みの場合は、件名に「児童虐待の講座申し込み」と明記のうえ、お名前・ご連絡先(ご住所、電話番号)・参加人数をご記入ください。
お申し込み先
財団法人 東京都人権啓発センター
- 電話:03-3876-5372
- メール:info@tokyo-jinken.or.jp
- ファックス:03-3874-8346
定員
100名
参加費
500円
当日受付にてお支払いください。
椎名篤子さん(プロフィール)
ノンフィクションライター、フリージャーナリスト。
幼児虐待の実態を生々しく描いて、大きな波紋を呼んだコミック『凍りついた瞳』の原作者。JaSPCAN・日本子ども虐待防止学会副会長、児童虐待防止法の改正を求める全国ネットワーク世話人。