東京都人権啓発センター

平成24年度人権問題都民講座

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亀井文夫と「人間みな兄弟」 えがかれた差別、映画というまなざし

こちらの行事は終了しました。

今年度第一回目の都民講座は講演と映画の企画です。

上映作品は、日本におけるドキュメンタリー映画の第一人者である亀井文夫が監督した「人間みな兄弟 部落差別の記録」(1960年)。講師には静岡大学教授の黒川みどりさんをお迎えし、映画が製作された背景や作品の内容について検証しつつ、映像によって被差別部落が記録されること、映画によってそれが描かれることの意味について解説していただきます。

日時

平成24年10月28日(日)
14時00分から16時45分まで(開場13時30分)

会場

東京都人権プラザ 3階ホール兼視聴覚室
台東区橋場1-1-6

講師

黒川みどり(くろかわみどり)さん

申込方法

電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。

(注)ファックス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に「都民講座申し込み」と明記のうえ、(1)お名前、(2)ご住所またはご所属、(3)電話番号、(4)参加人数をご記入ください。

(注)Eメールの場合は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。
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定員

80名

参加費

500円(資料代等)
当日会場でお支払いください

講師プロフィール:黒川みどり(くろかわみどり)さん

歴史学者、静岡大学教育学部教授。

1981年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業、1990年同大学院博士課程満期退学。2000年「異化と同化の間 — 近代社会における被差別部落認識」で早大文学博士。同年、静岡大学教育学部助教授、2001年教授。2000〜2001年ミネソタ大学歴史学科客員研究員。

部落問題を中心に、近代日本における差別の問題について、独自の視点から研究を重ねている。著書に『描かれた被差別部落 — 映画の中の自画像と他者像』(岩波書店刊2011)他多数。

上映作品紹介:人間みな兄弟 部落差別の記録

製作年:1960年/上映時間:60分/白黒16mmフィルム
製作:日本ドキュメントフィルムほか/監督:亀井文夫/原作:杉浦明平/撮影:菊地周/録音:大橋鉄矢/音楽:長沢勝俊/ナレーション:宮田輝

本作の撮影は1959年から、50か所を超える地域でおこなわれ、翌1960年に完成、公開された。部落問題に関する映画の製作については、これより前から構想されていたが、まとまったかたちでの記録映画は本作を嚆矢とする。「道がある。その道が細くなったところに部落がある。」という導入のカットは、まさに「被差別部落」という場所に対する“まなざし”を意識させる。監督の亀井文夫は、戦中の「戦ふ兵隊」(1939年)から、戦後の「生きていてよかった」(1956年)、「流血の記録 — 砂川」、「世界は恐怖する — 死の灰の正体」(1957年)などの作品ですでに高い評価を得ており、本作においてもその実力は遺憾なく発揮されている。

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