東京都人権啓発センター

平成22年度人権問題都民講座

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人権トーク 講演「自殺のない生き心地のよい社会へ」

このたびの震災ため、人権トーク「自殺のない生き心地のよい社会へ」の開催を中止いたします。延期開催等につきましては現在のところ未定です。

 自殺は多くの場合「自らが望んだ死」ではなく「追い込まれた死」です。また、孤立を回避し、さまざまな要因を取り除くことで「防ぐことのできる死」でもあります。

 日本ではいま、毎年3万人を超える人々のいのちが、自殺によって失われています。

 何が人を自殺へと追いつめているのか。どんな支援があれば生きる道を選べるようになるのか。私たち一人ひとりが、「いま、できること」を一緒に考えてみませんか。

チラシ

人権問題都民講座チラシ
おもて面(PDF形式:317KB)

人権問題都民講座チラシ
うら面(PDF形式:644KB)

日時

平成23年3月15日(火)
19時00分から21時00分まで(開場18時30分)

会場

練馬公民館 ホール
練馬区豊玉北6-8-1

(会場への案内図はこちらをご覧ください。
外部サイトへ移動しますhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/kominkan/shisetsu/annaizu.html

西武池袋線・都営大江戸線「練馬駅」より約700m

講師

清水康之さん(NPO法人 自殺対策支援センターライフリンク 代表)

申込方法

当日会場受付・先着順

(注)事前申込の必要はありません。会場に直接お越しください。

手話通訳・保育室・車いす席あり

車いす席(定員2名)、保育室(1歳以上の未就学児対象。定員5名)の利用をご希望の方は、3月10日(木)までに電話またはファックスで下記までお申込みください。お申込みの際に、催し名、住所、氏名、電話番号(保育室利用希望の方は、お子さんの名前・年齢も)をお知らせください。

定員

270名(先着順)

参加費

無料

主催

練馬区 共催:財団法人東京都人権啓発センター

清水康之(しみずやすゆき)さん(プロフィール)

東京都出身。元NHKディレクター。

平成13(2001)年、自死遺児たちを一年がかりで取材して『お父さん、死なないで〜親が自殺 遺された子どもたち〜』を放送。それまで匿名で活動していた自死遺児の素顔をはじめて社会に伝えた番組は、大きな反響を呼ぶ。その後も、遺児や自殺で亡くなった人の遺書、自殺対策等について取材を続けるが、「推進役」のいない日本の自殺対策に限界を感じて、平成16(2004)年春にNHKを退職。自らが自殺対策の「つなぎ役」となって活動していこうと、同年秋にNPO法人ライフリンクを設立し、代表に就任する。

TOKYO人権35号より抜粋

 私自身が支援活動に関わることになったきっかけは、NHKのディレクターとして働いていた平成13(2001)年の10月に、テレビ番組で、親を自殺で亡くした子どもたちを取材したことでした。自殺者は「現実から逃げた弱い人」などと偏見の目で見られ、遺族は自分の体験を語ることができずにいます。つらい体験を吐き出せないと傷が癒えないまま、その思いを引きずってしまう。(中略)…そんな話を聞いているうちに、遺族が救われない状況は社会の誤解や偏見が生んでいる — 問題は自殺者個人にとどまるものではない、と気づきました。

 自殺は社会的な問題です。過労や多重債務、職場や学校でのいじめなど、本当はもっと生きていたかったのに、不本意な形で死を押し付けられたケースが非常に多いのが現実です。WHO(世界保健機関)が指摘している通り、自殺とは“避けられる死”。社会全体で取り組むべき課題だということは「自殺対策基本法」でも謳われています。そこで、各地で遺族の方々に体験を語っていただいたり、パネルディスカッションをおこなったりして自殺を取り巻く現状について発信する活動を始めました。社会的な意識を高め、皆さんに「これは自分たちの問題なのだ」と気付いてもらうための啓発活動です。(中略)その実現のためにはさまざまな人達と「つながる」ことがとても重要です。

 目指しているのは、だれもが自殺の脅威にさらされることなく、生き心地のよさを感じられる社会の実現。一人ひとりが自分自身であることに満足しながら生きていける——そんな社会が来ることを、心から願って活動しています。

TOKYO人権35号全文はこちら
TOKYO人権35号表紙画像

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