東京都人権啓発センター

平成20年度人権問題都民講座

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人権学習はこれで決まり!! タッチ先生、大いに語る

こちらの行事は終了しました。

 うれしいとか悲しいとか、感情にかかわる内容を言葉だけで伝えようとしても、あまりうまく伝わらないのではないでしょうか。人権教育も、人間の感情に訴えるためには、当事者自身が実際に足を運び、現場で交流するのが最も効果的だと医学博士の藤井輝明さんはいいます。

 藤井さんは、海綿状血管腫(かいめんじょうけっかんしゅ)というめずらしい病気のため、顔に大きなアザがあります。ご自身のことを「歩く教材」と笑い飛ばし、ハンディキャップを個性としてポジティブに捉え、「このアザはぼくの宝物」と語る藤井さんに、新しい人権教育のあり方について語っていただきます。

日時

平成21年1月27日(火)
午後2時30分〜4時15分(開場は午後2時00分)

会場

東京芸術劇場 5階 大会議室
豊島区西池袋1-8-1 (池袋駅西口

(注)池袋駅から地下通路を通って東京芸術劇場へ行くこともできます。地下通路から劇場へ直結している「2b」出口、または、地上正面入口近くに出られる「2a」出口をめざしてください。

講師

藤井輝明さん(医学博士)

申込方法

電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。

(注)ファックス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に「タッチ先生申込」と明記のうえ、(1)お名前、(2)ご住所またはご所属、(3)電話番号、(4)参加人数をご記入ください。

定員

120人(申込先着順)

参加費

500円
当日会場でお支払いください

後援

東京都教育委員会

講師プロフィール:藤井輝明(ふじいてるあき)さん

講師顔写真医学博士。1957年、東京都国立市生まれ。筑波大学大学院修士課程、名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。熊本大学医学部保健学科看護学専攻教授、鳥取大学大学院医学系研究科教授などを歴任。
現在、顔に病気や傷などを抱える人たちに対する偏見をなくすため、学校を中心とした講演・交流活動を展開。また、熊本県生涯学習センター講師やハンセン病回復者の方たちが暮らしている国立療養所菊池恵楓園にて看護部の研修指導にあたるなど、幅広い社会活動をおこなう。 著書に『この顔でよかった』(ダイヤモンド社)、『笑う顔には福来る』(NHK出版)ほか多数。

TOKYO人権38号(2008年6月号)より抜粋

「ふれあいタッチング交流」とはどんなものですか?

講演を始めてから15分も経たないうちに、子どもたちはわたしとうちとけて、あっと言う間に仲良くなります。そして頃合いを見て、わたしの方から「このアザにさわってみたい人はいるかな?」と聞くのです。最初はおっかなびっくりで、ほとんどの子どもはさわった瞬間に「うわっ!」と驚きますが、わたしが「もうちょっとさわっていいよ」と言うと「やわらか〜い」「おまんじゅうみた〜い」という素直な反応が返ってきます。

 先入観さえなければ、子どもの感性はこのように温かく、優しくて純粋です。「人権教育は小学校高学年から中学生以上にならないとわからない」という人もいますが、それは間違いです。むしろ幼いほど良い。保育園、幼稚園のころから「世の中にはいろんな人がいるんだ」ということを知るのは本当に良いことです。

 海綿状血管腫は決して感染する病気ではありません。そのことをわかってもらうためには、言葉だけで説明するより、実際にふれてもらって五感に訴えるほうが早い。ふれて、さわって、タッチング! —— それがわたしのやり方です。21世紀は、こうした「体感・体得の人権教育」こそが求められていると思います。

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TOKYO人権38号表紙画像

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